現在さまざまな健康情報がメディアであふれていますが、便秘予防や疾患予防において『3食規則正しく、バランスよく食べること』が食事の基本です。乱れた食生活・生活習慣では、排便リズムを整えるのは難しいでしょう。その上で、排便を助けるような食物繊維の多い食材(海藻、きのこ、根菜類、芋類、豆類など)を積極的に取り入れましょう。
また、腸は「第二の脳」と言われるほど脳の活動と密接につながっているそうです。そして人の身体で最大の免疫器官であり、その機能の70%が腸に集中していると言われるほど大きな役割を果たしています。
腸内環境が悪いと便秘や下痢だけではなく、肌荒れや、免疫機能の低下により風邪をひきやすくなったり、ひいては大腸がんの原因になったりするとも言われています。
そこで当院のレシピの中から、“腸をキレイにするメニュー”や“人気メニュー”などを紹介いたします。合わせて腸美人になるための情報をお届けしていきたいと思います。
肝心なのは継続すること。色々試して、自分に合った食材・方法を見つけ、そしてそれを継続することこそが重要です。手の込んだレシピではなく、「これなら出来そう!」と思えるようなご家庭で作りやすいレシピをお伝えしていければと思っております。
老化防止や疾患予防、スムーズな排便には、腸内環境を整えることが大切です。キレイは身体の内側から!
あなたも今日から腸美人を目指しませんか?
このページが、皆様の健康づくりのお役にたてますように・・・
2017年2月吉日
管理栄養士 木野本
計量する
<計量スプーンの重量表>
小さじ(5cc) | 大さじ(15cc) | |
水・酢・酒 | 5g | 15g |
醤油・みりん・味噌・塩 | 6g | 18g |
上白糖 | 3g | 9g |
小麦粉・片栗粉 | 3g | 9g |
マヨネーズ | 4g | 12g |
ケチャップ | 5g | 15g |
油・バター | 4g | 12g |
安定した味付け、カロリーや塩分の摂りすぎを防ぐために提唱したいのは、“計量すること”。
材料は、大まかな目安と、グラムの両方で表記しています。
面倒に思われる方もいらっしゃると思いますが、料理上手への近道でもあります。
是非、計量調理をお試しください。